奈良吉野が育んだ逸品をぜひ一度ご堪能下さい
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吉野町産酒米『吟のさと』 町内3酒蔵とのコラボ商品 「吉野正宗」誕生 吉野町内3つの酒蔵と米生産者が手を組み、町の協力のもと、清酒ブランド「吉野正宗」を立ち上げました。吉野正宗の酒は、狭くて活用しづらい吉野町の「遊休農地」を有効活用し、そこで育てた酒米を使って3つの酒蔵がそれぞれの味に仕上げています。 吉野は、かつて「神仙境(=神様や仙人が住むような理想的な土地)」と呼ばれ、現在も清流吉野川が流れる自然豊かな町です。この町では、大峰山系を中心とする豊かな水を活かした米作りが行われ、吉野の歴史と自然を背景にした酒造りが続けられています。 吉野ブランド日本酒『吉野正宗』の特徴 ・吉野の遊休農地で育てた酒米『吟のさと』を使用 過疎化や高齢化の進行など吉野の農業を取り巻く環境は非常に厳しく、近年では後継者がいなくなり耕作放棄された畑がほとんどです。そこで、町内の遊休農地を有効活用し、吉野正宗の原料になる酒米「吟のさと」を育てました。 最高級の酒米として知られる「山田錦」は背丈が高いため、秋の台風シーズンの強風により倒れやすく栽培が困難でした。そのような中で、山田錦の品質を持ち、大粒で心酒造りに適した米の条件を満たし、栽培が比較的容易な吟のさとが選ばれました。 ・吉野を代表する3酒蔵それぞれの味 吉野町内には、100年以上の歴史を持つ3つの老舗酒蔵があります。 01 株式会社北岡本店 約400年前、吉野が山林労働に従事する人たちの宿場町であり、大和から伊勢、熊野に抜ける交通の要として栄えていた頃に創業。古金屋(換金・手形の取り扱い)を経て、明治元年(1868年)に酒造り専業に切り替える。「日本古来の酒造り技術を伝承し、おいしい酒を通じて心温まる人間関係の成立に寄与する」がモットー。 「当蔵の『八咫烏(やたがらす)』は、林業従事者の方々を癒していたお酒がルーツ。私が杜氏に就任した3年目からは、入り口はやさしく、口の中で米の旨み・酒の香りが広がり、後口はすっきりキレが良い、飲み飽きないお酒を目標に醸しています。吉野川の伏流・千股川の上流で汲み上げた仕込み水はミネラル分が少ない軟水なので、口あたりがやさしく、穏やかな酒質になるのが特長です。」杜氏 夏目大輔氏 02 北村酒造株式会社 吉野山のふもと、吉野川の川沿いの吉野上市で約230年前(1788年)に創業。この地の大山林家・木屋又左衛門の12番目の末子・初代宗四郎が、大和国の百済村より、酒造株と酒槽を買ってもらい、この地に分家を許されたのがはじまり。山間の傾斜に合わせて階状(きざはしじょう)になった土蔵造りが特徴。 「当蔵のモットーである、『流行や時代に媚びない酒づくり』を体現するお酒です。 『猩々(しょうじょう)』の由来は、謡曲より。 「よも尽きじ。萬代までの竹の葉の酒。酌めども尽きず。飲めども変わらぬ。」にならい、 いつまでも変わらないおいしいお酒を造り続けていく想いを込めています。 吉野の米の旨みを最も大きく引き出し表現するように心がけました」蔵元 北村亮平氏 03 美吉野醸造株式会社 1912年創業。時代の流れとともに、お酒の味わいの基準を風土の解釈から紐解いていこうと考えるように。吉野の風土に寄り添う酒作りで、酸と旨み両方のバランスが取れたお酒を目指している。2017年からは、すべてのお酒を自然醸造に切り替える。その翌年には、奈良県内の契約栽培米での酒造りにシフト。現在は各地域や販売先と共に歩むための酒造りに精力的に取り組む。 「弊社の代表銘柄である『花巴』は、明治時代まで吉野山にある蔵元で醸されていたそうです。その後火事で蔵が焼失し、銘柄が途絶える危機を迎えましたが、先代をはじめとする4軒の合名会社を設立し、1912年に現在の吉野川のほとりに拠点を作って引き継いだと聞いております。代々受け継いできたこの銘酒を、ぜひ味わっていただきたいです。」杜氏・専務取締役 橋本晃明氏
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清酒「花巴 吉野正宗」(720ml)【吉野ビジターズビューロー】
1,870円(税込)
清酒「猩々 吉野正宗」(720ml)【吉野ビジターズビューロー】
清酒「やたがらす 吉野正宗」(720ml)【吉野ビジターズビューロー】